2008年07月27日

これからが介護生活の始まりです。

タクシーから降りて、車椅子に乗せ、自宅へ。玄関を開けて、
「おかえりなさい」

いきなり目に付くリフト。
車イスからリフトに座り替わってもらい、ウィーン♪
上に上げてウィーン♪、靴を脱がして、右に回してウィーン♪
そこからは室内用の車イスに乗せ替えて、移動。

「お父さん、すごい変わったでしょ?憶えてる??」
「ここにあった水屋とか覚えてる?」

わかってるかどうかわかりませんが、とりあえずしげしげ見つめています。
ダイニングから寝室へ。

「これがお父さんのベッドだよ。」
「ほら、病院のと同じでしょ。できるだけ同じ環境になるようにしたんだよ。」

居心地はよさそうです。早速テレビをつけて、テレビに見入ってました。

〜 ◇ 〜〜 ◇◎◇ 〜〜 ◇ 〜

できるだけ病院の状態に近づけたかったので、食生活にも気を使います。
お箸は練習用も買ったのですが、しばらく使ってみて、やっぱり辞めました。
スプーンに慣れてるので、食欲旺盛な父には、面倒だったみたいです(笑)。

スプーンですくって食べるため、普段より細かいめに切ります。
また、噛みやすいようにできるだけやわらかくします。
そして、何よりも栄養面。もともと好き嫌いが多い父でしたが、最初が肝心なので、
彩りよく嫌いなものも細かく混ぜたりして盛り付けたら食べました。
色数多く、彩りよく。ちょっと少ない目に作って、盛り付けます。
嫌いなものでも少ない目なので大丈夫。
(いずれ、私の手抜き料理のコツなんかのブログも作るかもしれません)

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帰宅当時の父の状態
パジャマから普段着への着替え(全介助)、
ベッドサイドに置いたポータブルトイレへの移動(全介助)、
洗顔・歯磨きなど(一部介助)、食事(自立)、
屋内移動(車椅子・介助)

帰宅した夜、そして翌朝

父は、徐々に安心して、家に帰ったことの実感を噛み締めてるようです。
夕食後、車イスで移動して、ベッドに戻りテレビを見てます。
「トイレは大丈夫?」「のど渇いた?」など声をかけると首を振って返答しますが、
言わないと自分の状態があまりわかってないようでした。

寝る前、薬を飲んでパジャマに着替えさせます。といっても、自分では着替えられないので
ほぼ全介助で着替えさせます。

「じゃ、お父さんおやすみなさい」

夜、大丈夫かな? 緊張の初夜です(笑)。

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母は父のベッドの横にお布団を敷いて寝ます。
もともとダブルのお布団で寝ていた夫婦でしたから。

母に、2時間おきには私も見に来るからと告げて、部屋に戻りました。

母は自分がトイレに行くときに父に聞いてトイレするとなれば
ベッドから起こしてポータブルトイレに座らせます。

私は2時間ぐらいおきに様子を見に行って、聞いてトイレするとなれば
ベッドから起こしてポータブルトイレに座らせます。

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翌朝、パジャマから普段着に着替えさせました。「寝れた?」
よく寝れたみたいです。母はしんどそうでした。私もちょっと眠りが浅い感じ。

朝食を彩りよく作って、一緒に食事。
食後、洗面所には行けないのでテーブルの上にバケツを持ってきて、歯を磨いてもらい
口をすすいでもらいます。その後、ぬらした手ぬぐいで顔を拭いて、
違うバケツにお湯をはって手を洗ってもらいます。

それから、ちょっと休憩して、リハビリです。
病院で教わった内容をベッド上でやったり、ちょっと歩く練習をしたり、
字を書く練習をしたり、声を出す練習をやったり。
病院のように理学療法1時間、作業療法1時間、言語療法1時間というわけには行かないので、
1日1時間だけローテーションを組んでやることにしました。

後はこまめに話しかけたり、テレビを一緒に見たり。

丸1日が経つと、これで1日の過ごし方がなんとなく出来上がりました。あとは慣れるだけ。

1週間の予定

帰宅した翌日、昼から訪問看護の方がいらっしゃいました。
早速、明日お風呂に入れてくださるそうです。

試しで借りているお風呂の介護用品を試したり、
手すりをつける位置を考えたりとなります。


〜 ◇ 〜〜 ◇◎◇ 〜〜 ◇ 〜

訪問医療の看護士の方も来てくださいました。
今後の予定がどんどん出来上がっていきます。
お風呂は週2回ぐらいでいかがですかとおっしゃっていただきましたが、

リハビリ病院では、帰宅後、私がお風呂を入れることになっていて
病院でもお風呂に入れる練習をしてきたので
私もコミュニケーションを兼ねて、週1回入れてあげることにして、
訪問看護の方には週1回でお願いしました。
父は訪問看護の方に1回、私に1回お風呂に入れてもらうので週2回のお風呂です。
訪問医療は週1回来て下さることになりました。

また、私のリハビリだけじゃなく、プロの方の目も必要なので
訪問リハビリも週2回入れてくださいました。

〜 ◇ 〜〜 ◇◎◇ 〜〜 ◇ 〜

1週間の予定
訪問医療1回、訪問リハビリ2回、訪問看護1回となりました。
私がやることは
毎日のリハビリと週1回のお風呂です。

1ヶ月の費用(利用者負担分です。いわゆる1割負担分)
訪問看護(月約4回のお風呂)や医療保険以外の訪問医療関連費用(約500円)
などひっくるめて約6,000円
(医療保険にかかわる部分は障害者2級なので0円です)
以前書いたベッドや車イスなどのレンタル代は月約4,000円
合計1万円程度が毎月、口座振替になっています。

あと、リハビリパンツ代が月2,000円分くらい使っているかな。

お正月

年末に退院したのでかなりバタバタしたのですが、
お正月を何とか家族揃って迎えられました。

喉に詰めないように、お雑煮のお餅には細心の注意を払いながら、
細かくしてお皿に乗せて食べやすくしたり、
おせち料理も硬いものはすべて辞めて、軟らかいものを彩りよく。

8ヶ月もの間、父がいなかったのが逆に不思議に思うくらい、
普通の生活に戻った雰囲気です。
しゃべれないし、右半身不随ですが。


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親戚も来てくれて、わいわい。
でも、父の様子が。。トイレです。が〜ん。
ベッドサイドにローテーブルを出してみんなでおせち料理や和菓子を食べてる最中。。
その真横のポータブルトイレを眺めてます。。

すぐさま、みんなどいて、ローテーブルごと避難(笑)。

やっぱり腰痛。

はじめは大丈夫って思ってたのですが、
トイレのたびに父を起こしたり、ポータブルトイレを移動したり、
トイレを捨てに行って洗ったり。。


徐々にやっぱり腰痛になるんですね。
介護の失敗談で書きましたが(以下抜粋)
病院で「腰痛にならないように気をつけて」と言われてたのですが、大丈夫だと思ってました(笑)。
でも、意外な原因で腰痛になってしまいました。
それは、、ポータブルトイレ。カッコのいいものを選んで買ったのですが、
ベッドサイドで少し移動させるだけでも重い。はじめは大丈夫だったのですが、
だんだん腰に来るようになりました。

また、トイレに流すのに、トイレ内にバケツやブラシを置いているのですが、
人に見られるのが恥ずかしいと思って、奥のほうに毎回片付けていたのですね。
これを腰を曲げて取って、バケツを洗ってると、腰のハリがどうしようもなくなりました。

今は、ポータブルトイレは(お行儀が悪いですが)足全体で押す形で移動させ、
おトイレは入ったところにバケツもブラシも置いて、取りやすい高さにして使い、
徐々に腰痛が治まりました。

ポータブルトイレをまだ、購入されていらっしゃらない方は、
毎回、移動するものですから、できるだけ軽いもの
をお勧めします。


〜 ◇ 〜〜 ◇◎◇ 〜〜 ◇ 〜

母もかなり疲れてきて、辛いとこぼすこともありました。
そうなってくると、もっと手伝わないとと思って、さらに腰痛。
二人とも疲れきっていきました。

逆に、父は家に帰ってきて、見たいテレビを見て、家族と一緒にいられるのがうれしいみたいで
どんどん元気に、血色よくなっていきます。
朝起きたら、ずっとベッドに寝ないで座れるようになりました。
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