2009年11月22日

失語症のリハビリ。オウム返し作戦!?

退院後、初めのころにもやってたんですが、
私「私が言った言葉を繰り返してね。テレビ」 父「・・・」
というオウム返し作戦

一緒に言おうとして、始めのテを言わずに
私:「テ・レ・ビ」
父:「 ・レ・ビ」
同時に言うんですね。
そして、同じ言葉を繰り返すということは出来ません。

私「テレビ、と言ったら私の後にテレビって言って」
父・・・。

やり続けても、テレビから先になかなか進めず、
本人も嫌になり、そのリハビリはやらなくなってました。


最近、言えようが言えまいがやってみようと思って、
やりだすと、やっぱりいえない。
それでも、続けて「テレビ」…「トイレ」…「ベッド」…
部屋の中のものや「あ」から順番に思いつく言葉
「あさ」「あし」「あじさい」…のように
いい続けて、オウム返しを待ちます。

でも、ずっとやっぱりだめで。
しかし、オウム返しのための言葉は
一回のリハビリでおそらく50くらいの単語を言っていると思うんですが、
毎日、しばらく無意味!?なリハビリを続けてました。


本人も嫌になってます。時々、変な歌を歌いだすんです(笑)。



かみ合わないリハビリばかりしていても仕方がないので、
この秋はあちこち休日に車椅子を押して外出し、気分転換を図りました。

そんな外出時も時々、失語症の話すリハビリ。。


そうこうしているうちに、
つい最近、オウム返しが出来ることがあるんです。

私:「はと」 父:「ぱと」 私?
私:「すずめ」 父:「つづめ」 私?
私:「つる」 父:「つる」 言えてる??
私:「にわとり」 父:「ちまもみ」 ???
私:「はげたか」 父:「そらあかん」 ???

言えない言葉のときは、「それあかん」とか言って拒否してます(笑)

そんな感じでオウム返しがなんとなく成立するようになってきたんです。
それと同時に、会話もなんとなく成立するときがあります。
私「この服、どうする?着る?」 父「ここに置いといて」
私「寒ないの?」 父「今はええから置いといて」

また、テレビ見ながら、
私「この人すごいなあ」
父「ほんまやなあ。ワシもそう思う。」
私「っで、この人誰?」 父「知らんのか(笑)」、私「知らんから誰?」
父「・・・。わかってんにゃけど、ここまでわかってんにゃけど。。」
私「人のこと笑っといて。ほんまは知らんのちゃうん?」
父「知ってる(怒)」

もっと普通に話せてるときもあって、みんながキョトンってすることも。

何日かに一回くらいそんな日があったのが、
今は四六時中、なんとなく会話が成立するときがあって、
前回最近の失語症の経過という記事で、
今の失語症の回復度合いを言えば、まだゼロ?って
辛口に書いたんですが、
今は、日常会話の3%くらいは話せるのかも(笑)。



春の桜も良かったかもしれませんが、
秋の紅葉をあちこち見に行ったときに、
いろいろ自発的に話しかけてくれてたので
(たいていは木の種類や枝ぶりについてらしいですが、
実は、ほとんど私は何がいいたいのかわからないままでしたが)
また、感嘆の声を上げることもあったので、
そういうことも良かったのかなって思ったりもします。


退院から約1ヶ月で3年になろうとしてますが、
ようやく、話せるように少しはなったなあって思うに至ってます。

これからさき、だいたい話せますって言えるようになるまで、
どれくらいかかるんでしょう(笑)。

雰囲気では、もしかすると、案外早いかもしれないし、
今の状態でずっと行くかもしれないし、ぜんぜん先はわかりませんが。。
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