2009年03月19日

昭和歌謡を聴きながら、しゃべれそうな雰囲気漂う最近の父です

昭和歌謡を使ってのリハビリは功を奏しているように思います。
何せ、私がわからないものだから、教えようとする(笑)。

つい最近も、春日八郎さんのお富さん。
いつものようにyoutubeで調べてかけてあげました。
そして、歌詞も検索で探して印刷。
一緒に歌うと出てくる玄冶店(げんやだな)を初め、
※詳しくは玄冶店 - Wikipediaをご参照くださいませ。
昭和歌謡には知らない言葉がいっぱいで(笑)。

聴いては、必死に話そうとする。
途中で母が答えを言うとそうそうとうなずいたり、
違うんじゃという表情をしたり。
そのたびに、検索で調べて…という繰り返し。

それがすべて話のネタになって、歩くリハビリもそっちのけ。
失語症にはずっと会話し続けることが大切という話もありましたが、
その状況になってるんですね。


私にとっては、知らないことばかりでちょっと疲れるんですが、
父や母にとっては、昔話のいいネタなんだと思います。



現状では、何を言っているのかぜんぜんわかりませんが、
とにかく積極的に話そうとするようになりました。
何にでも会話しようとします。

別れの一本杉をかけた時、「きゃあきゃあきゃあきゃあああ」って
そんな感じで言うもんだから、嫌いなんでしょ替えるからって言うと
「ちゃうちゃうちゃうちゃう」そして「ぎゃあぎゃあ・・・」
だから嫌なんでしょ??「ちゃうちゃう」
ん?好きって言いたいの?「うん」。。

会話にはなってませんが、父の琴線に触れることが多いようで(笑)。
憧れのハワイ航路もそんな感じで。


今や、リハビリというよりか、カラオケ屋さん状態。
歌詞を調べて印刷して渡して。
でも、上手く歌えないので、一緒に歌うという感じで。

また、時代背景とかぜんぜんわからないので、
もっと昔の曲をかけて両親に知らんって言われたり。。

だから知ってる曲を言ってよっていうんですが。
それはだめなんですよね。両親とも。

藤山一郎さんの丘を越えてをかけると
父は興味なし。母は一緒に歌って。



youtubeにアップしてくださっている方々に
本当に感謝です。

当面は、このやり方で進んでいこうかなって。

今やコミュニケーションの中心かもしれません。


余談ですが、一人ではなかなか歌わない父。
でも、歌いたいらしく歌詞カードをいっつも眺めている父。

一人ででも歌ったら?って言っても歌いませんが、
私が掃除機をかけたら
掃除機の音でわからないと思ったのか、歌ってました(笑)。



失語症が治るかどうかなんともいえませんが、
少なくとも、父が積極的に、そして明るくなったことに
とても感謝しています。


〜 ◇ 〜〜 ◇◎◇ 〜〜 ◇ 〜

前回書いたことですが、
本当は外へ連れてってほしいはずの父ですが、
私が花粉症のため、当面は歌でごまかしてます(笑)。
posted by fooca at 20:31| Comment(2) | TrackBack(1) | 2009年春の介護日記
この記事へのコメント
はじめまして
当方貴姉のお父様と同年代です。貴姉の大変献身的介護に感服しております。当方貴姉と全く逆の状況で、愚息が交通事故で入院中です。重度の失語症に罹っており、本BLOGを大変興味深く勉強させていただいております。
愚息も、音楽療法とか言語のセラピーを現在受けておりますが、この秋に退院してからどの様なリハビリが有効なのか検討中です。専門書によりますと、失語は1ケ月ぐらいで急速に回復し後、可也ゆっくりとしか回復しないといわれており、愚息の場合はもう飽和状態に近いのか?とも思っておりますが、少しでも回復出来ればと、願っております。貴柿は独自方式を研究中で、現在お父様は歌うことが大変上手くできるとのことですが、そのような患者様には神戸大の関先生が考案された日本式MIT(メロディック イントネイション セラピー)が、大変有効との著書があります。大変勉強家の貴柿のことですから既にご存知かと思いますが、MITに対するご見解は如何でしょうか?ご教示頂ければ嬉しく存じます。それと失語症者の集いなどには参加されていないようですが、あまり効果は期待できないのでしょうか?あわせて教えていただければうれしく存じます。それでは、一日も早くお父様が回復されますよう祈念致しております。
Posted by しばた at 2009年04月06日 09:12
はじめまして。
コメントありがとうございます。

私もずっと試行錯誤状態で、また、そのMITも知りませんでした。
本当に心痛まれていらっしゃる日々だと思います。

お読みになられた専門書もよく存じていませんが、
父の場合、ゆっくり回復というよりかは
まったく回復せずという状態がずっと続いて、
何かの拍子に、ちょっと話せる?ようになった??
また、戻ってやっぱり話せない?
というような繰り返しです。

でも総じて回復基調にあるように思います。
ずっとゆっくり回復するというよりかは、
何かのきっかけが影響することがあったように思っています。

たとえば、父が尊敬していた方から電話を頂いたとき、
極めて必死に話そうとして、効果があったり、
歌もいい部分あったと思いますし、
外出してきれいなものを眺めていても
急にちょっと会話が出来ることもあります。

ただ、それが続かないんですが。。

その繰り返しです。
父の場合、年齢も影響してるかもしれません。

ご子息様はお若いので行きつ戻りつではないかもしれません。
また、回復しない!って思われていても
あるとき、ちょっと話せるようになったりもします。

父はこのままゆっくりと自然体で
いろんなリハビリやご近所の方、親戚、
お医者さん、訪問介護さん、ヘルパーさん、リハビリの先生、
ケアマネージャーさんなどと話しながら
日常を楽しみつつというような感じでいこうと
思っています。

正直、話せるようになってほしいですが。。
父は体力があって歩くリハビリは大好きですが、
なにぶん、もともとお勉強とか大嫌いで(笑)

話すリハビリは本当に嫌いでして。


いい先生にめぐり合われることを心からお祈りしています。
Posted by fooca at 2009年04月06日 17:55
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