2020年11月27日

お父さん、ありがとう。

最後に、私の父の自慢をさせてください。

2013年までは、比較的順調で、
しっかり食べて、しっかり運動して、しっかり寝るという形で
脳内出血の後遺症はあっても、健康だったのですが、
咳ぜんそくがひどくなり、そこからいろいろと変わっていきました。

このブログも、それまでは、あちこち車いすを押して
お散歩していることを書いていました。
その後、あまり更新できなくなったのは、介護自体が大変になっていったためです。



父の咳がひどくなりだしたのは、2012年あたりから。
それまで、訪問医療の先生にずっと相談していたのですが、
悪いところはないということで、治療薬はなかったんですね。

父の咳ぜんそくは、夜間もずっと咳が続き、
父がしんどいのはもちろんですが、
聞こえている私たちも精神的に参りました。
2013年末から、もう何とかしないといけないと思って病院を探し、
アドエアのおかげで、徐々にまっしになって助かりましたが、
翌年2014年末、類天疱瘡になり、ステロイドでの治療が始まりました。

易感染症に両腕の皮膚剥離、白内障、糖尿病、中心性肥満…。
ステロイドの副作用で、数々の病気をしました。


腎盂炎が2回以上、急性前立腺炎が1回、普通の肺炎が1回以上、
間質性肺炎が1回、気胸が1回…。そして今回の誤嚥性肺炎が1回。。
在宅酸素療法も2018年10月からで2年が経過していました。
〇〇以上となっているのは、入院だけでなく、
家での点滴で治ったものを含んでいるからですが、
こんなにも、何度も入院し、病気になり、
苦しい思いをし、半身不随の痛みや苦痛に耐えて生きてくれました。

類天疱瘡になるまでは、
車いすに乗って、御所や二条城、鴨川、北野天満宮、平野神社…
あちこちに行きました。
また、大人の塗り絵をいっぱい描きました。

でも、類天疱瘡なってステロイドの副作用が出てからは、
易感染症で外出での感染を避け(主に車いす用のトイレ)、
白内障で大人の塗り絵を描けないだけでなく、
テレビも見えなくなり、好きだった大相撲観戦も見なくなり、
テレビが付いているだけで目を隠すしぐさをしたり。。
家族もテレビを見れなくなった時期がありました。

そこで、昭和歌謡や落語をよく聞いたりするようになりましたが、
ネタも尽きて飽きてしまいました。。
阿波踊りや三味線や都おどりなども一時期、気に入ってくれましたが、
ずっと同じものを見るわけにもいかず。。

また、ステロイドの副作用で、腕の皮膚が弱くなり、
入院のたびに皮膚剥離で痛い目に合っています。
今回は両腕の肘から手首までずる向けましたと主治医の先生から言われました。

2018年以降、二度と入院したくない。家で看取ってほしい
父が言っていましたが、
39.9度の熱で、まだまだ体力があり、帰って来れると思って救急車を呼びました。
残念ながら、
カエルさんは、お家に帰るじゃなく、天国に帰る形に働いてくれたようですが。。



私にとって14年の介護生活でしたが、
父にとってそれは、大変な痛みと苦しみとの戦いだったと思います。

家族のために、一生懸命、生きてくれたんだなっと。
一生懸命、ご飯を食べ、一生懸命、リハビリをしてくれたんだなと。


ずっと、14年間、毎朝ほぼ欠かさずリハビリを手伝いました。
その時々の状況に応じてリハビリのメニューを考え、
体力が徐々に落ちてきているのも、酸素の数値が徐々に落ちてきているのも、
勘案しながら、できる限り最大限の力を発揮して
現状維持できるようにお互い頑張りました。

少し頑張りすぎたかな…、もし熱が37度台後半だったら、
家で看取ってあげられたのに…
そんなふうにも思ったりしますが、
家族には、手を抜くということはできなかったのです。

そんな家族のために、最大限、頑張ってくれた父。
家族のために生きてくれた父は、私にとって自慢の父です。

そして、ただただ、ありがとう。


本当は、お葬式のときに、そういう話をしたかったのですが、
残念ながら親戚は、父がいいときの話しかせず、聞いてくれそうになかったので、
思わず書いてしましました。

それもひっくるめて、
父の誠実さを感じ、家族に寄り添ってくれたことを感謝しています。



このブログはここで終わりますが、当面はこのまま残す予定です。

これまで読んでくださった方、ありがとうございました。
最後で恐縮ですが、
読んでくださった方々に幸が訪れますことをお祈り申し上げます。
posted by fooca at 19:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2013年以降の記録
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