2020年11月27日

今月6日、父が亡くなりました。

このブログも近年は2年に1回程度の更新ぐらいになっていましたが、
ふと、横の新着記事に目をやると
(11/05)久々に京都御苑の中を散策してきました
なんて出てきますね。
見れば2013年11月05日なんですよね。

どれだけ、あんまり更新していなかったかがよくわかります。
それまでにずっと読んでくださっていた方々、すみません。


さて、前回に書いたのは2020年06月14日の
父が脳内出血で倒れて14年以上が経ちました。
なのですが、その後も9月下旬までは変わらずにいました。

2018年09月の気胸で入院して以来、2年も入院がなかったのですが。。

ある日の昼食時、
いつものように父が、口の中いっぱいにご飯を食べてたんですね。
(本当は少しずつ食べないとダメなんですが…)
ずっとがつがつ食べる人だったので、注意もそこそこしかしてませんでした。

食事も終わりころに、くしゃみをするんです。
口の中いっぱいの食べ物は、テーブルの上にばらまかれました。
私はその掃除に気を取られてたのですが、
くしゃみは、立て続けに3回します。
それも、「すぅー」っと思いっきり吸い込んでは…。


「アドエアよりも吸えたんじゃない?」と思うほどでした。

そう、それが原因で誤嚥性肺炎になり、熱が39.9度も出てしまったのです。
訪問医療の先生に点滴して頂きましたが、
熱でしんどそうな父、
しかも、口を開けることもできず(開けることがわからなくなってる?)、
水分を取ることもできず。。



●入院 そして…。
それで救急車を呼んで、入院となりました。

ここで問題が。
新型コロナウイルスの関係で、
入院直後から、もう二度と父に会うことができなくなってしまいました。
今はコロナの人じゃなくても、すべての人が面会禁止なんですね。

忘れてました。。。

しかも、誤嚥性肺炎の入院って絶飲食らしいですね。
主治医の先生のお話では誤嚥性肺炎自体は1週間ほどで治ったそうですが、
食べる行為を忘れてしまい、
食べるリハビリをすると、口から出してしまうところから始まったそうです。
舌でつぶせる程度の食べ物までなんとかたどり着いた(入院から1か月)ところで、
リハビリ転院となりました。

その転院当日、もう一度、高熱が出たと言われたのですが、そのまま転院。
リハビリ病院で調べて頂くと「細菌性肺炎」とのことだったのですが、
それが原因となり、これまでの間質性肺炎の急性増悪が起こってしまったようです。
ただ、それも特に重篤ではなかったようで、
亡くなる日(11月6日金曜日)の午前中までリハビリをしていたそうです。
昼からほんの少し(30分程度)の間に急変し、息を引き取っていたようです。

死因は間質性肺炎の急性増悪ということになりました。
ただ、看護婦さんも主治医さんも、急変は30分以内だと思うので、
苦しい時間も短かったと思います、とのことでした。




●きずな
先にも書きましたが、新型コロナの影響で面会禁止で。
ずっと会えない状態でした。
これまで、入院の時は、ほぼ毎日通って励ましていたのですが、それもできず。

失語症で失行で、携帯電話という手も全く不可能な父なので、
どうしたらいいか途方にくれました。

そこで、14年前から入院時に出動してもらっていた「カエルさんのぬいぐるみ」
今回は救急で入院したときに持って行ってなかったので、
14年前の脳内出血のときから「お家に帰れるようにという願いを込めたカエル」
ということで看護婦さんにお手紙と共に手渡すと、
ずっと父の腕に巻いていてくれてたそうです。

(両手両足が長いカエルさんのぬいぐるみなので、腕に巻けます)

転院時、寝台車のタクシーだったので、
タクシーの運転手の方がタクシーの準備をしている僅か1分だけ、話ができました。
それが私にとって最後の父になるのですが、話せて助かりました。
くしゃみによる誤嚥性肺炎だったことを説明したうえで、
「食べる行為ができにくくなってるということらしいけど、
もう食べるの嫌になってる?」 父:首を横に振る。
「しっかり、リハビリして食べられるようになって帰ってこれる?」
 父:首を縦に振る。
「じゃあ、頑張ってきてね」

これだけでした。

リハビリ転院後もカエルのエピソードを転院先の看護婦さんにお手紙でお話しし、
同じようにしてくださっていました。

さらに亡くなる前日、父へのメッセージカードを書いたので、
と言って看護婦さんに渡すと、ベッドサイドに貼ってくださっていました。
「お父さん、頑張って (カエルの絵)」


電話がかかってきて、母と急いで行ったのですが、
やっと会えたのですが、冷たくなったお父さんがいました。
腕にはカエルさん。顔の横には私のメッセージカードが。


ずっと会えなかったけど、たぶん、気持ちは一緒だったと思います。
posted by fooca at 19:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2013年以降の記録
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