食卓まで杖を付いて歩いてもらってるんですが、
私が「お父さん、何を付いて歩いてるの?」って聞きました。
実はいっつも聞いていて、父は答えられないんですが、
今日の父はいつもとは違ってました。
「あぁ、ほんまやなあ、わしの一番大切なやつやのになあ。」
・・・。
私「お父さん、そんな長い文章しゃべれるんやったら
つえって言った方が早いのに」って言うと
父は笑ってました。
昨日の出来事。
肺気腫の私が今、気管支炎で呼吸するのがちょっと痛いんですね。
しんどいのもあって、買い物に行けない。
買い物はだいたい母が率先していつも行ってくれてるんですが、
昨日は、ちょっとしんどいし止めとくわ。って。
そして、晩ご飯のおかずないんやけどなあ。って。。。
そこへ父が「わしが行く」って。
父に「いつも私が車イス押して買い物に行ってるんやけど
お父さんを押していくくらいなら一人で行くけど」って言うと
父は「わしはどうしたらいいんやあ。」って。

自分の意思を伝えようと気持ちが入ると
話せなくなったり、ろれつが回らない口調になったりしますが、
どうやら、普通の会話の中ではそれなりに話せるようになっています。
単語や記憶を引き出すということも気持ちが焦るのか
「わかってんにゃ、わかってんにゃけど。
ここまで(口を押さえて)わかってんにゃけど。あかんなあ。あかん。」
そして、
「あかんにゃ、あかん、あかん・・・」
となると、もう何を聞いても無理。
テレビ番組を父と母が見てるとき、
母が何気なくテレビに突っ込むと父も反応してしゃべってたり。
もう、その姿は普通の会話なんですけどね。
倒れて約4年。話せるようになる方向と
話せるようになったとしても、意思を伝えようと気持ちが入れば入るほど
話せなくなったり、ろれつが回らなくなったりするのかもという
今後の雰囲気が見えてきた気がします。
なので、話せたとしても、今の雰囲気なら
トイレがしたいときはやっぱり話せそうにないかも。
トイレがしたくなるときには、焦ってると思うので、
今は挙動不審!?になってますが、
話せるようになっても「トイレがしたい!」って言えないかも。。
もともと私が勝手に想像していた
失語症の回復の仕方とはぜんぜん違いました。
やっぱり、失語症って奥が深い。。













